【WordPressでセッションに保存してある情報を効率よく賢く利用する方法】

例えばですが、WordPressで会員制サイトを作ったとして、ログイン情報などをセッションに保存することもあると思います。それで、そのセッション情報をどこかのページに表示させたり、セッション情報を用いて限定コンテンツを表示させたり、使い方はいろいろあると思います。

私はよく思うんですが、会員制サイトにログイン中は「どのページを開いてもページの上部などにログイン中のステータスを表示させたい」です。そんな時の賢い実装方法の一つに、セッション情報をあらかじめ読み込んでおいて、いつでも使えるようにする方法があります。

保存されているセッション情報をあらかじめ使えるようにする

以下は、使用しているテーマに付属しているファイル「functions.php」に記述するとよい感じです。

function init_session_start(){
  session_start();
}
add_action('init', 'init_session_start');

やっていること

アクションフックで、「session_start();」がWordPress読み込み後、実行されます。

参考リンク

プラグイン API/アクションフック一覧

[解決済み] wordpressのsession持ちまわりについて

まとめ

今回ご紹介したやり方を実装すると、どのページに遷移してもセッション情報を扱えるように準備を整えることができるので、便利ですよねぇ。

また、今回の事で「アクションフックって便利だなぁ~」と、ようやく実感することができました。

やっぱり、わからないことって小さいところから少しずつ理解していくことが、自分にとっては近道なのかもしれないなぁと思いました。

もし似たようなことをされたい方がいらっしゃいましたら、少しでもご参考になりますと幸いです。

著者:bouya Imamura