漠然と「WordPressのデータベース(DB)を操作してみたいわ」という思いで前回の記事を書きましたが、書いてみて振り返ると、理解できたことや、逆に実際に検証してみないとわからないことがあるなと思いました。
ただし、データベースを扱うには$wpdbってのを使うことは十分理解できました。
ですので、次の一歩は当然「$wpdbの具体的な使い方について知りたい」ですね。
概要はわかった、詳細をたのむ!って感じです。
早速、ブログを書きながら勉強しますね。
ほんと、ブログは勉強道具にもなるというかなんというか・・・最高に便利です。
あ、その前にいきなり立ち止まりやすい箇所があるわ・・・
ところで、Codex「関数リファレンス/wpdb Class」を読み進めると、わりと初めの段階で以下について書かれています。
query
関数を使えば、WordPress データベースであらゆる SQL クエリを実行できます。
「DBよくわからんけど、WordPressにも使われてるし、理解をこれから始めよう!」
なんて思って上の一文を読むと、途端に難しく受け止めてしまう気がします。
ここで、「SQL」「クエリ」について念のため書いておこうかと思います。
「SQL」とは「クエリ」とは、何か
「SQL」
ネットや書籍を探すと、すぐにいくつかわかりやすい解説が見つかると思いますが、もともと「Structured Query Language」の略称で、SQL。
Languageは、和訳すると「言語」。
SQLとは【Structured Query Language】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
リレーショナルデータベースの操作を行うための言語の一つ。
IBM社が開発したもので、ANSI(アメリカ規格協会)やISO(国際標準化機構)によって
標準として規格化されている。
「DBを操作するためには、SQLって言語があるんで、SQL語で話をしてね」って感じで。
で、その「SQL語で何を話すか」ってのが、「クエリ」にあたる部分ですかね。
「クエリ」
こちらもちょっと調べればいろいろなところで解説されていますけども、私は「DB、これ頼むわ」ってお願いすることをクエリ。そう解釈しています。
お願いと言えば、
- 「あのデータを取得したい」
- 「あのデータを削除したい」
- 「あのデータを更新したい」
- 「あのデータを探したい」
みたいな。
クエリって英訳すると「問い合わせ」って意味のようですので、さほど間違いではないはずです。
クエリーとは【query】(クエリ) – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
データベース管理システムに対する処理要求(問い合わせ)を文字列として表したもの。
データの検索や更新、削除などの命令をシステムに発行するのに使われる。
検索クエリーでは、対象となるテーブルやデータの抽出条件、並べ方などを指定する。
一度作成したクエリーは保存しておいて何度も使うことができるようになっているものが多い。
リレーショナルデータベースでは、クエリーの記述にSQLという言語を使うことがほとんどである。
SQLクエリって書いてあったら、「DBにSQL語でお願いすることだわ」って覚えています。
ここで、先ほどの一文をもう一度読みます。
query
関数を使えば、WordPress データベースであらゆる SQL クエリを実行できます。
「 query関数を使ってWordPressデータベースにあらゆるSQL語でお願いできます。」
って読み替えて解釈しています。
というわけで、「SQL」「クエリ」については、この解釈でしばらくやっていて特別問題もないので、こんな感じでOKだと思っています。
まとめ
ホントはこの記事でサンプルコードをいっぱいメモ書きしようと思っていたんですが、そういえばSQL、クエリの説明は必要だなと思って書いたら長くなってしまいました。
この記事内でサンプルコードを書いて後で私が見直すにしても、記事が長いとスクロールがめんどいので次回にしようと思いますw
というわけでして、前回書いた日記的な記事が思った以上に多くの方に見て頂きまして、大変恐縮です。ありがとうございます。
コードはよ!って感じです(私自身がそれを望んでいます)が、それをするにも前提となる予備知識ってのは必要ですね。
SQL、クエリについては、WordPressに限らず、DBを操作するには欠かせない要素ですので、もしこの機会に「なんとなくでもわかった。」
なんて思われた方がいらっしゃいましたら、とても幸いです。
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