現在お盆休みで実家の富山にいます。6,7月はそれなりに仕事をしたと思っているので、今年は約2週間くらい・・・少し長めに休みを取りました。
とは言っても、お盆休みの間は富山でしかやれないことに時間を充てようと計画していたので、お盆真っ最中の数日を除いて、北陸の地域情報サイトを進めたり、仕事でお世話になっている方と話をしたりと、何かしらやってはいます。
ところで少し話は変わりますが、先日FREETEL SIMの説明会に参加していろいろと話を聞いて、ようやく「SIM」や「MVNO」というキーワードが何を指すかを少しずつですが理解し始めました。
同説明会でデモ端末としてお貸しいただいたPriori2 LTEも、しっかり富山にも持ってきています。
ここで、素朴な疑問が出てきました
FREETEL SIMはデータ通信にNTTドコモ回線を使っているとのことですが「富山のような地方では、FREETEL SIMで満足にインターネットなどデータ通信ができるんだろうか」という疑問が出てきました。
こういった疑問はどの程度のレベルなのかはわかりませんが、僕のようなあまり詳しくない人間や、地方に住んでいる人間からするととても欲しい情報です。
「NTTドコモ回線を使っているから、それはNTTドコモ回線に依存するんでしょ?」とも思ったんですが、実際やってみないことには何もわからないですよね。
「満足」をどうやって計るの?
とは言え「どの程度で自分が満足している」と言い切れるんだろう。
少し調べると、データ通信の速度を計る「スピードテスト」を行って測定した数値である程度計ることができそうです。
スピードテストと言えばなんだか仰々しく、難しそうな印象を持っていたのですが、巷で出回っているスピードテスト用のアプリの多くは、PINGの応答速度とダウンロード(下り)・アップロード(上り)までの速度を計測する、というものだそうです。なるほど~。
さっそく、スピードテストをやりました
計測の条件は以下の通りです。
計測した場所 | 富山県富山市 |
---|---|
使用端末 | Priori2 LTE |
計測する時間帯 | 8:00 10:00 12:00 15:00 18:00 19:00 23:00 24:00 |
計測値の算出方法 | 計測する時間帯ごとに3回ずつ計測し、数値の平均値をとる。(1回の計測にかかる時間は約1分程度) |
使用アプリ | SPEEDTEST |
計測する時間帯は、僕がよく利用する時間帯に加え、以下のページを参考にして利用者数が多そうな時間帯を選びました。
富山で計測したスピードテストの結果
ということで、計測した結果は以下のようになりました。
計測時間帯 | PING(ms) | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) |
---|---|---|---|
8:00 | 62 | 15.40 | 13.90 |
10:00 | 67 | 13.59 | 9.04 |
12:00 | 63 | 8.31 | 13.86 |
15:00 | 61 | 12.65 | 11.87 |
18:00 | 72 | 8.7 | 14.65 |
19:00 | 78 | 9.3 | 14.52 |
22:00 | 73 | 12.44 | 13.52 |
24:00 | 64 | 15.66 | 10.59 |
表中にある「Mbps」とは、1秒間に行われるデータ通信の速度です。この数値が大きいほどデータ通信速度が速いと思ってOK。
この数値は満足に値するのだろうか?
今回行ったスピードテストの結果を踏まえて、一般的にどれくらいのデータ通信速度が快適とされているのか「比較」しないといけないですよね。
「比較」しないと速いのか遅いのかわからない・・・というわけで、以下のページが参考になります。
人によって快適に感じるスピードというのは違うと思いますが、一般的にストレス無く使用できるスピードというと大体3~5Mbpsぐらいでしょうか。これぐらい速度が出れば、よほど重いページや動画でなければスムーズに楽しめる速度です。
また、本当にサクサク動いてストレスなんて一切感じないスピードだと大体8~10Mbpsぐらい。逆に1Mbps以下だと動画はしょっちゅう止まるし、ページは重いし、使っていて正直イライラします。
ふむふむ。
平均的な格安SIMは大体の時間帯で2Mbpsから3Mbps程度は出ているので、サイトの閲覧に関しては快適にすることができます。ただし平日の昼の時間帯は500kbpsくらいしか出ないので、少し我慢してサイトの閲覧をする必要があります。まったく使えないということにはなりません。
(本当に必要な通信速度の話より)
なるほど~。
ということは・・・FREETEL SIMは、今回スピードテストで計測した時間帯に関してはほとんど快適にデータ通信できる、ということですかね。
計測場所は都内ですが、他社のSIMと比較されている方もいますので、以下のページをご参考ください。
- 格安SIM (MVNO) 定期速度測定-スピードテスト : 2015年7月その2 FREETEL SIMを追加
大事なのは「体感スピード」だよね
この件に限らずですが・・・「どれくらい満足しているか」っていうのは正確に計ることってできないですよね。だけど「数値化」したものを「比較」することによっておおよそ計ることはできると思います。
というわけでやってみたのが、今回のスピードテストでした。
ですが・・・正直言って僕はこの結果は大して気にしていないです。
スピードテストを手っ取り早く行う方法として「スピードテスト用アプリを使って計測すること」のようですが、アプリによって計測値に相当バラつきがありそうです。
スマホからスピードテストアプリがアクセスするサーバまでの通信経路も通信速度に影響する可能性があります。
ああ・・・「そういう可能性って往々にしてあるよね」と、思わざるをえませんね。
計測日にも左右されそうです。平日・休日などはもちろん、ゴールデンウィーク・夏休み・正月といった連休の場合なども・・・。
そして、スピードそのものについては、端末が使える「電波帯」の違いによってもバラつきがあるようです。
なるほどね~。
色々と勉強になりましたが・・・そもそも「なんだかインターネットにつながりにくい・・・今は上りが○○Mbpsで、下りは○○Mbpsだな」とか、通常は思ったりしないはず。(「お昼の休憩時間だから多くの人がスマートフォンを利用してインターネットしている。だから重い」とかは考えそうですが)
大事なのは「体感」。体感スピードが速ければそれでいいんです。僕は今の所FREETEL SIMを利用して不満なくインターネットにつないでメールやSNSを楽しんでいます。
この結果、富山以外の地方ではどうなんだろうな~。なんだか気になってきました。
気になってたら、room9のQtaroさんも秋田で使っているそうで、測定した数値も同じくらいのようです。ふむふむ~。
FREETEL SIMのサービス提供元となっているプラスワン・マーケティング株式会社では、以下のようにヨドバシカメラでのSIMシェアがNo.1になったことによる反響を受けて、さらにデータ通信の快適さを追求する取り組みを行っていくそうです。
今後は、僕のように「FREETEL SIMは地方でも使えるのかな?」と思う方も増えてくるんじゃないかと思います。
雑談でした。
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