WordPressに登録されているスケジュールや定期実行されるイベントの一覧を管理画面で確認できる便利なプラグインがあります。
プラグインのインストール&有効化
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択して、入力フォームにプラグイン名「wp crontrol」と入力して検索するとプラグインが見つかりますので、インストールして有効化します。
プラグインを有効化したら、それぞれ一覧を確認しましょう。
登録されているスケジュール一覧を確認しよう
WordPressの管理画面から「設定」→「Cron Schedules」を選択します。下の画像のように登録されているスケジュール一覧が表示されます。これは「wp_schedule_event」関数であらかじめ用意されている3つのスケジュールですね。
スケジュールの追加もできるよ
同じくスケジュール一覧のページには、下の画像のようにスケジュールを追加できるようになっています。
Internal name | スケジュール名 |
---|---|
Interval(seconds) | 実行間隔(秒) |
Display name | 表示名 |
以下のページで書いたようなことが、WordPressの管理画面から感覚的に行えます。これは便利ですね。
続いてイベント一覧を確認します。
定期実行されるイベント一覧を確認しよう
WordPressの管理画面から「ツール」→「Cron Events」を選択します。下の画像のように、定期実行されるイベント一覧が表示されます。WordPressのテーマやプラグインのアップデート確認など、イベントごとに「次回は何時に実行されるのか」「どれくらいの間隔で定期実行されるのか」ずらっと表示されていますね。
「Edit(イベントの編集)」「Run Now(イベントをすぐに実行)」「Delete(イベントを削除)」などもできます。
イベントの追加もできるよ
同じくイベント一覧のページではイベントの追加もできます。「functions.php」などに書かれているフックを定期実行させたい場合は、以下の入力欄を埋めればOKですね。
Hook name | フック名 |
---|---|
Arguments | フックに渡す引数など |
Next run(UTC) | 初回実行時間(UTC) |
Event schedule | スケジュール選択 |
フックを作成してイベント追加もできる
下の画像にあるように、管理画面上でフックを作成してそのままイベントに追加もできます。
イベントやスケジュールのチェック・追加などに使える
- 定期実行されるイベントや登録されているスケジュールを把握したい
- イベントやスケジュールを追加したい
- 登録されているイベントを今すぐに実行したい
などの場合、このプラグインを使うと便利だと思います。私は定期実行イベント付きのプラグインを開発する際に、動作検証のために使いました。
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