久しぶりにlinux関連の記事を。私も結構よく使うんですが、linuxコマンドで「rm」ってのがあります。rmは、ディレクトリやファイルを削除するために使用します。そして、これには便利なオプションがいくつかあります。
ですが、下記のオプションの組み合わせでとても恐ろしいことになりますので、気をつけてください。と言いますか、実行しないで下さい。このコマンドです。
「# rm -rf /」 ※sudo などでrootにスイッチした状態で実行
何度も言いますが実行しないでください。※実行されたとしても私は補償できませんので・・・
Linuxのデータ全て削除なので、データ修復も起動もできなくなります。
と言うわけで、このオプションつきrmコマンドの説明を少々。オプション「-rf」の意味を理解下さい。
- -r → 指定したディレクトリ・ファイルを再帰的に削除する
- -f → 削除を確認なしで実行する
つまり、ルート「/」以下すべてのディレクトリ、ファイルを確認なしで、完全に削除されます。
そんな恐ろしいことをしている動画を見つけました。
【rm -rf でroot以下、つまり全てのファイルを削除している動画】
linuxのコマンドは便利ですけど、うっかり使い方を間違えたりケアレスミスをすると、とんでもないことになりますので、ご注意ください。
つい最近管理者権限を持ち始めたような、操作が慣れ始めた方によく見られるミスだと思います。(幸い、私はまだやったことがありません。というかやりたくないです・・・)
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