5/22(火)発売の「現場のためのSwift4 実務で『本当』に通用する開発者になるための教科書」が全国の書店に並ぶぞ・・・遂にこの時が来た〜!
「現場のためのSwift4 Swift4.1+Xcode9.3対応」こんな表紙です
これまで本の内容についてはあまり書いてこなかった(サンプルコードの確認とか書店に飾ってもらうポップ作成などの準備をやっていました)のですが、
- 一体どんなことが書かれているの?
- Swiftの知識があまりないんだけど、大丈夫かな?
という方のために「こんなことが書かれているよ〜」という内容と共に、「売り」についてご紹介します。
実際の開発現場で求められる技術や知識が学べます
「iPhoneなどのiOSアプリを作る方法を勉強したい」という方は、巷には初心者向けの入門書があるので、本書でなくても入門書を読めば「コードの書き方をなんとなく勉強して、サンプルアプリを作ること」はできると思います。
ですが「iOSアプリを作ることができれば開発現場で戦力として通用するかどうか」は別次元の話だと私は考えています。現場で本当に通用する人間を目指すのであれば、開発とは「コードを書くことだけではない」ことを知り、他の工程についても学ぶ必要があります。
本書は「開発の全体像」について理解を深めるため、コードを書く以外の工程(企画・設計・実装・運用)についても焦点をあて、各工程ごとに必要な作業を順序立てて解説しています。
「開発の全体像」をおさえながらサンプルアプリを作る「総合演習」を収録
「開発の全体像」について一通り理解した後は、そのおさらいとして「自分がiOSアプリ開発のプロジェクトリーダーを任されている」と仮定し、実際の開発現場で行われている企画・設計・実装などの工程を踏みながら、サンプルアプリを作る「総合演習」が収録されています。
総合演習では2つのアプリを作ります
総合演習では、撮影した写真に様々なフィルター加工ができる「カメラアプリ」と、ブログやメディアなどでよく使われるWordPress(ワードプレス)のAPI「REST API」を利用した「通知機能つきニュースアプリ」の計2つのアプリを作ります。
WordPress REST APIを使ってこんなニュースアプリを作ります
このブログではたびたびWordPressの話題を取り上げていますが、WordPressユーザーの方の中にも「WordPressで作ったウェブサイトをアプリ化したい」と希望する方も体感的には多いです。そのような方には、ぜひとも本書に興味を持っていただけると嬉しいです(ちなみにですが、最近注目されているPWAの技術についてもコラム程度ですが少しだけ触れています)。
総合演習については、本書で用意した筋書きに沿ってアプリを作ればOKですが、実際の開発現場では、総合演習で学んだことを活かして「自らの状況に置き換えて考え、決定し、行動する力」が身につくことを筆者の私としては望んでいます。
こんな方に読んでほしいです
開発現場の経験がまだ少ない方におすすめします
Swiftの入門書通りサンプルアプリを作ることはできるけど、現場での経験が少なく「今よりステップアップしたい方」「開発現場で戦力になりたい方」「開発現場について前もって知っておきたい方」にとってはピッタリな内容です。
Swiftに限らず「開発の全体像」や「プロジェクトの進行・管理」に興味・関心のある方におすすめします
Swiftの知識があまりない方でも「開発」や「プロジェクト」というキーワードにピンと来る方は多いと思いますし、ご自身が関わる業界以外では「どのように開発やプロジェクトを進めているのか」気になる方も多いのではないでしょうか。
もし、本書をマネジメント経験が豊富な方が読んだとしたら「開発の進め方」や「プロジェクトの進行・管理」など、ご自身の業界に当てはめても通用する内容がかなり含まれていると思います。
プロジェクトの数だけルールや考え方はもちろん違うと思いますが、大枠で共通する部分は必ずある、と私は思っています。「そう!そうだよね!そういうことを書いて欲しかったのよ〜」みたいな感想を持つ方がたくさんいることを望んでいます。
教育用の「教材」としてもおすすめします
私は少し視点を変えて、「現場に入りたての新人の方に向けた教育用の本」として利用いただくのもアリだと思います。
もしご自身がプロジェクトマネージャーやディレクターなど「開発現場全体を見渡す立場」であった場合、他のプロジェクトメンバーの「教育」も任されることも多いと思います。しかし、失敗が許されないプロジェクトがほとんどの中で「教育」までを完璧に行うのは大変難しいですよね。「教育」は、片手間でできるようなことじゃないですしね・・・
新人の方に「この本を読んで、巷の開発現場では一体何が行われているのか、どんなことに気をつけなければいけないのかを勉強して、プロジェクトに臨んで欲しい」という調子で、一冊渡せばOKな内容に仕上がっています。
まとめ
「現場のためのSwift4 実務で『本当』に通用する開発者になるための教科書」は、現在出回っているSwift関連の書籍とはいろんな意味で一線を画します。
「現場で戦力になる」ための本です
巷のSwift入門書とは切り口を変えて、サンプルアプリを作ることだけに留まらず「開発の全体を見渡す力」や「現場で実際に使われている知識や技術」を身につけ「開発現場で通用する戦力になる」きっかけづくりとなる教科書のような本である、と言ってもいいと思います。
少しでも興味のある方は、是非とも書店で手に取っていただけますと嬉しいです。
500ページ以上ある分厚い本ができあがりました
「これだけ書いてあれば現場でも通用するだろう」と思うヒントや答えを可能な限り盛り込んだ結果、総ページ数が500ページを超える大容量な分厚い一冊になりました。
ページボリュームが膨らみすぎた都合上、なくなくカットせざるを得ない原稿もかなりありましたが、また何かのタイミングで配布や公開などできればいいな〜とは思います(実際には600ページ以上ありました)
書店で見かけたら教えてほしいです・・・!!
もし書店で本書を見かけた方は、ぜひとも #Swift不可欠本 のハッシュタグをつけて、お知らせくださいますと嬉しいです(全国の大きめの書店には並ぶとは思うのですが、どの書店に置かれることになるのか、とても気になってます)。ハッシュタグ付きのツイートは私も積極的に確認して、何らかの反応ができたらと思います。
この表紙を書店で見かけたら、ぜひ教えてください
感想をお聞かせください!
本書を読んだ方は、ぜひとも感想をお聞かせいただけますと嬉しいです。ハッシュタグ #Swift不可欠本 を含めてツイートいただければ反応しますし、ブログなどお持ちの媒体で感想いただくのも大変嬉しく、大歓迎ですので、ハッシュタグをつけてどんどん発信いただけると嬉しいです!
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