WordPress4.0にアップグレードするまでのだいたいの流れ

WordPress4.0へのアップグレードができるようになったので、早速やりました。「私の場合はこうやってアップグレードしたよ」という内容を書きましたので、参考程度としてご覧ください。

WordPress4.0へアップグレード

WordPressの管理画面にログインしたら、上部に「WordPress4.0が利用可能です!更新してください。」といったメッセージが表示されています。

そのメッセージが表示されている状態だとアップグレード可能なので「更新してください。」をクリックします。すると、下のように更新画面が表示されます。

ここで「いますぐ更新」ボタンをクリックすれば更新の処理が進むんですけど・・・その前に「データベースとファイルのバックアップ」を最低限します。

データベースとファイルのバックアップ

データベースのバックアップ

WordPressの管理画面より、「ツール」→「エクスポート」をクリックします。

下のような画面が表示されますので、「エクスポートする内容を選択」して、「エクスポートファイルをダウンロード」します。私は、保存できるだけのデータは持っておきたい派なので「すべてのコンテンツ」にチェックを入れています。

エクスポートファイルは、もしもアップグレードの際に失敗した時のために、データを元に戻せる手段としてとっておきます。

ファイルのバックアップ

FTPクライアント(WindowsならWinSCPなど)を使って、自分のPCにファイルをダウンロードするケースが私は多いです。主に使っているプラグインファイルやテーマファイル一式をダウンロードしています。(プラグインファイルは「/wp-content/plugin」フォルダ、テーマファイルは「/wp-content/themes」フォルダにそれぞれ入ってます)

ダウンロードするファイルを特定できない方も多くいらっしゃると思います。そんな時は、WordPressを構成しているファイル丸ごとダウンロードしておけばいいとは思います。ダウンロードに時間がかかるとは思いますが・・・各々の状況に合わせて対応されるのが良いのではないか、と思っています。

こちら「WordPress | 日本語 アップグレード」にもアップグレード前のバックアップ方法が掲載されていますので、ご参考ください。

いよいよアップグレード

最低限のバックアップは行ったので、今度こそWordPressをアップグレードします。更新画面を開いて、「いますぐ更新」ボタンをクリックします。

下のようにWordPressの更新処理が進みます。

上の画像で枠線で囲ってある箇所は、今回から表示されるメッセージかな・・・(勘違いでしたらすいません)。これまでは「あ、WordPressのバージョンが上がった~。アップグレードしなきゃ・・・あれ、今のところ英語版しかできないみたい。日本語版ができるまで、ちょっと待っていよう」ということがありました。

過去のWordPressのアップグレード画面

下の画像はWordPress3.7.1-jaのバージョンを更新する時の画面。今までは「WordPressx.x-ja」みたいな、日本語バージョンを更新していたな~。

2014/09/06追記:なんか、これまで通り後日ja版で更新できるようになっていました。

試しに更新したんですが、翻訳の更新の表示はなくアップグレードされました。じつはこの辺、あまり良く理解していないんで、わかったら追記していこうと思っています。USアップグレードしてからjaをアップグレードって2回やる方もいれば、USのまま、jaが出るまで待っている方も。(USとja両方表示されている場合は日本語版を使うならjaでOKだと思います。なのでアップグレードの処理は1回で大丈夫かと・・・)

WordPressのアップグレードは、どういう流れで通知が来て、Aの場合はUS版で、Bの場合はja版が出るまで待って、とか、そういうのをいずれは具体的な例で説明できるようになりたいな~とは思ってます。

・・・というわけで、 無事アップグレードが終わると一旦ログアウトされますので、再度ログインします。

ログインすると「WordPress4.0へようこそ」の画面が表示されます。

次に「WP Multibyte Patch」プラグインをアップデートしよう

WordPressのマルチバイトの文字の取り扱いに関するとても大切なプラグインなので、アップデートします。

「WP Multibyte Patch」プラグインのアップデートが終われば、一通りの作業に区切りを付けています。あとは、使用しているテーマやプラグインでアップデートの通知が届いている場合は、都度個別に対応を行うっていう感じです。

まとめ

私は念のため独自で用意したローカル環境と、複数のレンタルサーバー会社のテスト環境でそれぞれ英語・日本語を1セットとして試しています。それで、試してみるとやっぱりというか・・・あるWordPressのサイトで挙動が違ったこともありました。

ローカル環境の英語版で試すと画面が真っ白になったり。(特定のプラグインをアップデートすることで解消しました)

といったように、WordPressのサイトの数だけそれぞれ独自な環境が作られていると私は考えているので「何の問題もなくアップグレードできたわ」という事もあるし「あ・・・うまくいかない」という事だってあり得るな~なんて、アップグレード作業の度に思います。

もしWordPressのアップグレード作業について、不安だったり思った通りにならないことがあった時など「こんな流れでアップグレードしてる人もいるよ」という程度でご参考いただけますと幸いです。

著者:bouya Imamura