東京都北区内の各所に設置されている掲示板のポスターを見て知ったんですが、2014年10月1日から、水痘のワクチンが定期接種になりました。
「水痘」とは、はみずぼうそうのこと
水痘(すいとう)はよく言われる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる発疹性の病気。感染経路は「空気感染」「飛沫(ひまつ)感染」「接触感染」によって感染が拡大されることがあると。感染したら、外出禁止でしょうかね・・・
そういえば「みずぼうそうは、大人になって発症すると大変」ってよく聞きます。
みずぼうそうのワクチンは1歳から受けることができます。みずぼうそうは感染力が強く、幼稚園や保育園などの集団生活の場や、家庭内でかかってしまうことが多いです。ですから、1歳を迎えたら早めの接種がおすすめです。
また、大人になってからみずぼうそうにかかると重症になることが多いので、みずぼうそうワクチンの接種を受けたことがなく、これまでにみずぼうそうにかかった事がない人は接種を受けることがすすめられます。(みずぼうそうワクチンとは? より)
ワクチンを接種できるのは何歳から何歳まで?
例として、北区のページを参考にしますと・・・
「生後12月から36月にいたるまで(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)のお子さん」が対象年齢とのことです。
※生後36月から60月にいたるまで(3歳の誕生日から5歳の誕生日の前日まで)のお子さんは経過措置として、平成27年3月31日までに限り1回接種できます。(予防接種 水痘(みずぼうそう)定期接種 より)
※お住まいの市区町村のホームページなどでも、同じような説明が掲載されていると思います。
なぜ「定期接種」になったのか
これまでは個人負担で任意で接種するワクチンでした。「定期接種」「計2回の接種(2回接種法)」で接種率を向上し、患者数を減少させる狙いがあるそうです。なるほど~。
約 90%の接種率の達成には、水痘ワクチンを接種費用の個人負担が無い定期接種にすることが必要です。日本政府が水痘ワクチンの必要性を認め、本年秋に定期接種化の実施を宣言した事は大変喜ばしいことです。定期接種化によって、大幅な接種率の向上が期待できると思います。
(「水痘ワクチン定期接種化を見据えて」 より)※発症した写真も数枚あります。閲覧にはご注意ください
厚生労働省のページを見よう
厚生労働省のページ「水痘 |厚生労働省」にQ&A形式で詳細が載っています。
- Q1.水痘とはどんな病気ですか?
- Q2.水痘をワクチンで予防することは可能ですか?
- Q3.水痘を対象とした定期接種はいつから開始されますか?
- Q4.水痘の定期接種は何歳でどのように受けるのですか?
- Q5.なぜ3歳、4歳の者(特例措置の対象者)は水痘ワクチンを一回しか受けなくていいのですか?
- Q6.すでに水痘ワクチンを接種したことがありますが、定期接種はどのように受ければよいですか?
- Q7.すでに水痘にかかったことのある者は、水痘ワクチンの定期接種を受ける必要がありますか。?
- Q8.水痘ワクチンの接種対象年齢において、病気にかかって長く療養していたために、接種を受けられずに対象年齢が終わってしまった場合、どうすればいいですか。?
- Q9.水痘ワクチンを接種することにより、どのような副反応の発生が想定されますか?
- Q10.水痘ワクチンを必要な回数以上に間違って接種してしまいました。健康被害が発生する可能性はありますか?
- Q11.もし水痘ワクチンの定期接種により、重い副反応が起きてしまった時はどうすればいいですか?
- Q12.平成26年10月1日からの定期接種はどこで受けられますか?
みずぼうそうを専門に扱ったサイトがとてもわかりやすい
「みずぼうそう(水疱瘡、水ぼうそう)をよく知るためのサイト みずぼうそう.jp」が挿絵付きでわかりやすいので、厚生労働省のページとあわせて読まれることおすすめです。知らないこともたくさんあった!
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