毎年、お盆と年末年始は地元富山県に帰省しています。年末年始も帰る予定です。切符も取りました。上越新幹線と在来線「はくたか」を利用する方法で、私は毎回この方法で帰省しています。
北陸新幹線開業以降は、方法を変えないといけない
ところで、2015年3月14日(土)に北陸新幹線が開業になるので、そのタイミングで在来線「はくたか」がなくなります。
なので、来年の3月14日以降からはこれまで使っていた方法を変えないといけないです。たぶん、北陸新幹線を利用することになるだろうとは思います。
(画像:http://commons.wikimedia.org/wiki/File:E714-1.jpg Photo by Rsa)
そこで気になるのが料金(運賃)ですよね。「北陸新幹線を利用すると、いくらかかるの?今までと比べて、どれくらい料金が変わるの?」という素朴な疑問が出ました。
この機会に調べてわかったことを以下に書きましたので、私と同じように気になっている方はご参考ください。
今までの料金
直近で取った切符の料金は、大人・普通車指定席で片道12,000円でした。
経由と料金の内訳は以下です。
- 東京都区内→富山までの「乗車券」 6,910円
- 大宮→越後湯沢までの「上越新幹線 とき 特急券」 3,310円
- 越後湯沢→富山までの「在来線 はくたか 特急券」 1,780円
経由について
東京都区内から富山県まで。私は都内でも埼玉県寄りの十条というところに住んでいますので、新幹線は東京よりも大宮から乗ったほうが近いので、いつもこんな感じです。
利用する時期によって若干料金が変動する
また、この切符は富山県に帰省するためのものですが、年末年始はJRでは繁忙期(混んでる時期)に指定されているので、特急料金は通常期よりも+200円多くかかります。逆に閑散期(空いてる時期)は、通常期よりも-200円されます。
この繁忙期・閑散期の特急料金ですが、乗継の場合は100円になるそうです。さっき駅員さんに教えてもらいました。ですので、今回の場合は片道+300円多くかかることになりますね。(この100円という料金については、ネットでしばらく調べたんですが見つけられなかったので、詳細を今度駅員さんに聞いてきます。あれですかね、乗継割引によるものですかね・・・)
つまり「利用する時期の混雑状況によって、料金が若干変動するんだよね~」という事でした。
今まで利用している方法だと、往復料金はこうなる
というわけで、東京⇔富山間を往復すると合計で24,000円かかります。これが今まで利用していた方法です。
次に、JR東日本から発表された北陸新幹線の料金を見ます。
北陸新幹線の料金
各駅からの料金はまだ発表されていないようです。
とりあえず現在(2014/12/27時点)までで発表されている「東京⇔富山間」の北陸新幹線の料金を見ると、大人・普通車指定席は12,730円でした。(参考:北陸新幹線の運賃・特急料金等について )
北陸新幹線の往復料金はこうなる
加えて、今回のような年末年始に利用する場合は繁忙期なので片道+200円かかります。合計すると、往復で25,860円の料金になるってことですね。
まだ比較はできないけど・・・北陸新幹線の料金を安くする方法はある
北陸新幹線の情報がまだ出ていないので、比較はできませんね・・・ (今まで利用している東京都区内の十条⇔富山間の料金がまだ発表されていないから)
比較はできませんでしたが、北陸新幹線に割引で乗る方法はあります。
- 「えきねっとトクだ値」を利用する
- 「モバイルSuica」を利用する
という方法です。
「えきねっとトクだ値」を利用する
インターネット限定で割引されるサービスがあります。それが、「えきねっと」会員のサービス「えきねっとトクだ値」です。北陸新幹線も割引の対象になっているので、東京⇔富山間は大人・普通車指定席・通常期で片道11,450円でした。往復だと22,900円ですね。
加えて、繁忙期・閑散期で料金が異なるんですが、具体的な料金はまだ書かれていないみたいです。(参考:北陸新幹線開業に伴うご案内。北陸新幹線のお申込みは「えきねっと」から)
「モバイルSuica」を利用する
切符を持たずに携帯電話・スマートフォンで北陸新幹線に乗車できるサービスがあります。それが、「モバイルSuica」です。モバイルSuicaには、
- 「モバイルSuica特急券」
- 「スーパーモバイルSuica特急券」
と主に2種類あって、どちらも繁忙期・閑散期でも通常期と料金が変わらないことが特徴です。また、子供料金の設定もありません。
「モバイルSuica特急券」の東京⇔富山間は、普通車指定席で片道11,990円でした。なので、往復だと23,980円です。
「スーパーモバイルSuica特急券」の東京⇔富山間は、普通車指定席で片道10,780円でした。なので、往復だと21,560円です。
結局、北陸新幹線に一番安く乗る方法は
私が今使っている方法(東京都区内の十条⇔富山間)では比較できなかったんですが、東京⇔富山間で今わかっている情報で比較すると、下のような感じでしょうか。
東京⇔富山間 大人・普通指定席・通常期の往復料金を比較
- 駅の窓口 → 25,860円
- えきねっとトクだ値 → 22,900円 + 繁忙期の特急料金(往復分)
- モバイルSuica特急券 → 23,980円
- スーパーモバイルSuica特急券 → 21,560円
見たところ、スーパーモバイルSuica特急券が最も安いと思いますが、モバイルSuicaは年会費が1,030円かかります。
モバイルSuicaの利用に関わる年会費については、ビューカードで登録された方は当面の間、無料です。その他のブランドのカードで登録された場合は、モバイルSuicaの年会費として、1,030円(税込)をいただきます。サービス利用の有無に関わらず、退会手続きをしなければ年会費が必要ですのでご注意ください。
年会費がかかったとしても、スーパーモバイルSuica特急券が最も安いですね。ビューカードを持っている方は年会費は当面かからないとのことなので、さらにお得ですね。(えきねっとは会員無料です。)
「えきねっと」「モバイルSuica」共に注意することがあります
「えきねっと」「モバイルSuica」については北陸新幹線を走るどの列車でもOKではなく、それぞれ設定されている列車・座席数・区間があるので、注意が必要です。それぞれのサイトやJRからの発表などで詳細をご確認ください。
まとめ
来年以降は北陸新幹線を利用する予定なので、できれば一番安い料金で乗りたいですね。今回調べた内容は私が理解した範囲で書いたのですが、もともとあまりよく知らないということもあって、認識違いをしている箇所もあるかもしれません。
もしお気づきの点や、より良い情報などをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと幸いです。
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