ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現:ソニーモバイルコミュニケーションズ)のスマートフォンSO-01Bを発売当初(2010/4/1発売)から5年ほど使い続けている僕としては、「もういいだろ。そろそろ機種変してもいいだろ」という思いはあります。
だけど、変えたい動機がないから機種変をしないんです・・・そう思っていたところで、先日東京で開催されたFREETELの新商品発表会(2015/12/8)に参加する機会がありました。
いろいろと新しい情報が発表されたんですが、その発表会でスマートフォン「SAMURAI MIYABI(雅)」をありがたくお貸しいただきました。
ところでこの「SAMURAI MIYABI(雅)」ですが、電源を入れるのに手間取りました。
immrさん、バッテリー入ってないMIYABIを一通りいじって「これ、電源入らなくね?」ってwww
— でこい (@decoy284) December 8, 2015
それに、やけに軽いなと思ったんですが・・・どうやらバッテリーが入ってなかったみたい。
いい機会なので今回も「スピードテスト」をやってみよう
年末年始の時期は地元富山で過ごすので、いい機会です。富山のような地方でも「SAMURAI MIYABI(雅)」はアプリやネットなどデータ通信が満足にできるのか、データ通信速度を計測する「スピードテスト」を行うことにしました。
前回も「スピードテスト」やったよ
ちなみにですが、FREETELのスマートフォンを使ってスピードテストを行うのは今回で2度目です。前回は「Priori2 LTE」で試しました。その結果は以下のページに書いてありますのでご参考ください。
今回はこんな条件で計測しました
計測する条件は以下の通りです。
計測した場所 | 富山県富山市 |
---|---|
使用端末 | SAMURAI MIYABI(雅) |
計測する時間帯 | 8:00 10:00 12:00 15:00 18:00 19:00 23:00 24:00 |
計測値の算出方法 | 計測する時間帯ごとに3回ずつ計測し、数値の平均値をとる。(1回の計測にかかる時間は約1分程度) |
使用アプリ | SPEEDTEST |
前回と今回、何が違うの?
前回と今回で行うスピードテストの条件で大きな違いと言えば「端末が違うこと」ですね。端末の電波帯(周波数帯、バンドとも呼ぶ)によってデータ通信速度も変わるということは、前回のスピードテストがきっかけで下のツイートで教えて頂いて勉強しました。
@s56bouya ドコモと同等に電波が入るかどうかは、SIMの違いよりも端末の違いによることが多いです。(その機種がどの電波帯を使えるかということです)
— えり☆彡 (@Eligor_13) August 19, 2015
というわけで「Priori2 LTE」より高性能な「SAMURAI MIYABI(雅)」ではどのような結果になるのか、楽しみでした。
富山で計測した「SAMURAI MIYABI(雅)」のスピードテストの結果
スピードテストを行った結果、下のようになりました。
計測時間帯 | PING(ms) | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) |
---|---|---|---|
8:00 | 54 | 47.9 | 10.8 |
10:00 | 54 | 13.5 | 6.66 |
12:00 | 55 | 46.9 | 9.2 |
15:00 | 57 | 15.18 | 5.5 |
18:00 | 79 | 13.33 | 6.2 |
19:00 | 56 | 28.1 | 8.5 |
22:00 | 84 | 9.97 | 10.8 |
24:00 | 58 | 25.4 | 11.15 |
表中にある「Mbps」とは、1秒間に行われるデータ通信の速度です。この数値が大きいほどデータ通信速度が速いと思ってOK。
スピードテストを行った感想を簡単にまとめました
そもそも、どれくらいの速度が出ているといいの?基準は?
一般的には、約3~5Mbps出ていれば「それほどストレスなく使える」と感じ、約8~10Mbps出ていれば「とても快適に使える」と感じるそうです。
その数値を基準として今回のスピードテストの結果を見ていくと、15:00,18:00あたりがちょっとアップロードの速度が遅いですが、その他の時間帯では快適にデータ通信ができる速度は出ている、ということがわかりました。
スピードテストは目安。大事なのは「体感速度」
とは言ってもスピードテストの数値はあくまで目安で、大事なのは実際使ってみて体感的に速いと感じられるかどうかが重要、という考え方を持っています。
そこで、実際にそれぞれの時間帯でスピードテストの他に地図アプリやWebブラウザなどを立ち上げて利用していましたが、遅いな~と感じることはありませんでした。
結論:データ通信は使えるものだ
ということで、富山という地方でもほぼ満足の行くデータ通信ができそうです。今回はデータ通信のみできるSIMカードをお貸しいただいたのでデータ通信のみの検証をしましたが、できれば音声通話も試したかったですね。
データ通信と音声通話が問題なければ、5年越しのスマートフォンSO-01Bの機種変を検討してもよさそうかな、という感想でした。
データ通信の満足度は一定の信頼があるのでSIMカードは買いました
というわけで、SO-01Bを機種変するにはまだ至ってないのですが、FREETELのデータ通信については前回行ったスピードテストの結果を参考にして、とてもいいものだという認識をしています。また、今回のテストの結果を加えても「データ通信は大丈夫だろう」という認識は変わっていません。
僕は、今年の10月後半からFREETELのデータ通信のみのSIMカード「使った分だけ安心プラン」を契約して使っています。その様子などは以下のページにまとめていますので、ご参考ください。
そして、初めてSIMフリーのSIMカードを買って、わからないなりにもデータ通信できるように設定しました。その様子も以下のページにまとめています。ちなみに使用しているSIMフリー端末はZenPad8.0です。
上記のページは、僕のように初めてSIMフリーのSIMカードを買って設定をする方や、SIMフリー端末の購入や利用を検討している方など、似たような状況の方にとっては参考になる箇所もあるかもしれません。
また、データ通信は「ついつい使いすぎてしまわないように」慎重になりたいですよね。ずっと無料で使える「節約モード」でデータ通信の月額費用も調整できます。
僕は月額299円+税で使い続けています。詳しくは以下のページをご参考ください。
まとめ
データ通信が調子いいのは十分にわかりました。ただ、音声通話の品質について検証ができていないのでSO-01Bの機種変にはまだ踏み切れず、という感じです。
また発表会の機会があれば、音声通話の品質について直接伺って、できれば検証も行いたいな~と思いました。
あっ、そういえば・・・今回もデータ通信のことばかり書いてしまいましたね。「SAMURAI MIYABI(雅)」の機能などについてももっと書いてよ!という声もあるかもしれないので、別機会で書きますね。また見に来てください!
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