WordPressでECサイトが構築できるWoocommerceプラグインを使えば、服や家電製品など、物理的に商品を扱う販売方式のほかにも「商品をダウンロードできる権利を販売する方式」で商品を販売することができます。
ダウンロード販売ってのは、物理的に配送する必要がないので、送料がかからないし、梱包などの発送作業の手間もかからないし、メリットはありますよねぇ。
もちろん、ダウンロード販売に適している・適していない商品ってのはあると思いますが、例えば以下のような商品だとダウンロード販売の検討がしやすいかもしれませんね。
こんな商品ならダウンロード販売できるかも
- 写真
- イラスト
- 電子書籍
- PCソフトやアプリなどのプログラム
- ゲーム
- 音楽
- 動画
などなど。というわけで、商材が決まったらさっそくダウンロード販売用の商品を登録してみましょう。
まだ商材を検討中の方も、このページを読んで「ああ、こうやってダウンロード販売用の商品を作ればいいんだな」と、なんとなくでも感覚を掴んでいただければ幸いです。
WooCommerceでダウンロード販売用の商品を登録する方法
今回は例として、WordPress テーマ Nishiki の子テーマをダウンロード販売するとします(実際は無料で配布しています)。
「商品」→「新規登録」を選択します。
商品名を入れます。次に、商品データ内の「バーチャル」「ダウンロード可能」それぞれにチェックを入れます。ついでに価格も入れておきましょう。
次に、ダウンロードしてもらうファイルを指定します。今回は、子テーマファイルを圧縮したZIPファイルをアップロードしました。
ダウンロード数の制限や、期限を設定したい場合は「ダウンロード制限」「ダウンロード有効期限」を設定しましょう。
ここまでの操作で、ダウンロード販売の設定はほぼできました。最後に商品画像を登録しましょう。今回は、商品画像を以下のように設定しました。
ここまで入力したら、商品を登録(公開)します。
ダウンロード商品を実際に買ってみよう
ショップのページを見ると、下の画像のように登録した商品が表示されます。「カートに入れる」ボタンを押すと、ダイレクトにカートに商品を入れることもできます。
今回は、商品の詳細ページを開いてから「カートに入れる」ボタンを押します。
カートに入れた後は「カートを表示」を選択します。
あとは、流れに沿って住所や決済方法など必要事項を入力し、注文を済ませます。「本番で注文する前に、一度テストを挟みたい」という方は、PayPalの設定を行い、テスト購入されることをおすすめします。PayPalの設定方法については、以下のページをご参考ください。
無事注文が済めば、以下のような画面が表示されます。
ダウンロードはどの画面で行えばいいのか?
WooCommerceでダウンロード販売されている商品を購入すると、特別なことをしていないのであれば、以下のように購入者宛にメールが届きます。そのメール内にダウンロード用のリンクが掲載されていますので、ここからダウンロードしましょう。
というわけで、一連の操作は完了です。今回は必要最小限の解説にとどめましたが、実際に商品登録画面で色々と触ってみると理解が深まります。
とはいえ、ここまでの流れを見ると、意外と簡単にダウンロード販売が始められるんだなという印象を持った方も少なくない気がしますね。もし何かしらの商材を持っているなら、ダウンロード販売に挑戦されてもいいのではないかと思います。
おまけ:ダウンロード販売用商品を登録するところまでの動画を撮ったよ
今回解説した方法を動画にしてYouTubeにアップロードしましたので、ご参考ください。
動画最近始めました。少しでも参考になりましたら、ぜひチャンネル登録よろしくです!
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