ラファエロ展を見に行って知った衝撃の事実だったんですけど、近年、ラファエロの作品「大公の聖母」に描かれている背景は、実は黒じゃなかったことが解明されたようです。
【ラファエロと言えば、この「大公の聖母」が有名ですね。背景は黒】
えっ、まじでか!ってなりました。黒であることに、全く違和感がないです・・・
X線で解析した結果、背景は黒く塗られていた
X線で解析した結果は、窓のようなカーテンのような・・・何かが映っています。背景が黒でも違和感が全然なかったんですが、こう見てしまうと「元はどうだったんだろう」なんて、気になってしょうがないですね。
開催中のラファエロ展では、X線の解析結果の詳細や「大公の聖母」も見られます
3月2日(土)~6月2日(日)まで開催されているラファエロ展で、このX線を通した写真も含め、実物を見ることができます。興味がありましたら、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
会場や、チケット情報など詳しくは、国立西洋美術館の特設サイトをご参考ください。
それにしても、ここまで有名な作品にこんな事実があったなんて!驚きました。
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