先週から仕事などなどの都合で、実家の富山県に滞在しています。
多分、3月一杯は富山で過ごすことになりそうですね。
(富山に帰る前に、e-Taxの利用申請をしておいてよかったです・・・)
ところで僕は、実家に帰った時でないと、なかなかテレビを見る機会がないのですが、
たまたま知ったんですが、富山県では、
花粉を飛散させない(花粉が飛ばない)スギの開発が盛んのようです・・・
初めて知りました!
ここ最近のすさまじい花粉の飛散状況を見ていると、気になってしょうがない。
- 「えっ、花粉飛ばないって・・・まじでか?」
- 「どうやって開発してんの、どこでしてんのよ」
という感じです。ほんと、気になってしょうがない。
僕と同じように、もし気になる方がいらっしゃいましたら以下ご覧くださいませ。
「無花粉スギ」とは
富山農林水産総合技術センター森林研究所で開発が進められているようです。
無花粉スギのページから部分的に引用させていただきますと・・・
富山県森林研究所では、これまでにスギ花粉症対策の一環として
無花粉スギ「はるよこい」(図-1)を全国で初めて品種登録し、
平成23年から都市部の緑化用として普及が始まっていますが、
林業用苗としては同時進行で図-2に示したように精英樹を交配親とする
優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の開発も行ってきました。
というわけでして、図でわかりやすく説明されています。
さらに詳細は、こちらの無花粉スギのページからご覧ください。
いや~、全く花粉が飛ばないってのは、ほんとすごいですねぇ。
無花粉スギは、もともと突然変異的に発見されたようです
以下、無花粉スギのページより引用しますと
「はるよこい」は1992年に富山市内の神社で
偶然発見された無花粉スギ(タテヤマスギの突然変異体)の種から育成した品種で,
「花粉がない」「初期成長がよい」「さし木の発根能力が高い」といった特徴を持っています
とのことです。
無花粉スギは、花粉が壊れている
ところで、「無花粉スギのメカニズム的なものって、どうなってんだろ?」
と思いますよね。こちらも、無花粉スギのページに記載されています。
上図をご覧いただくと通常のスギは花粉がぎっしりという感じですけども、
対して無花粉スギは、図中の説明にあるように「壊れている」という表現がしっくり来るなぁと感じます。
今後の花粉症対策の主力となるように期待
僕個人的には、軽度の花粉症だと思うんですけども、
(毎年、発症するとかしないとか、結構バラバラで自分でも理解していないです)
今年の尋常じゃない花粉の飛散量の影響で、
花粉症に悩まされている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
さらに研究開発が進むといいですね。
今年のスギ花粉対策も載っています
富山農林水産総合技術センター森林研究所のサイトでは、
スギ花粉情報として、今年の花粉の飛散予想も掲載されており、
また、具体的な予防についても、以下の見出しで詳細が掲載されています。
(1) スギ花粉シーズン前に予防対策をとること
(2) スギ花粉の大量飛散日は外出を避けること
(3) 室内への花粉の侵入を防ぐこと
(4) 花粉症の症状が出た場合には速やかに医師と相談すること
とのことです。
僕個人としましては、こういった専門機関からの発表はとても助かります。
「花粉症の症状は、風邪の症状と似ている」とのことですので、
素人目線ではなかなか判断がつかないかもしれないですね。
体調不良は精神的にも影響しますんで、早めに対策をしたほうがよいのは当然のことだろうと思います。
花粉症対策は、知っておいても決して損はない情報ですので、
これを機会に、日々の生活のお役にたてますと幸いです。
まとめ
富山で無花粉スギの研究がすすめられていたなんて・・・すごい富山!
これで、富山が日本に誇れるものがまた一つ増えたな、と思います。
地元民としては、富山がクローズアップされていること自体、とてもうれしいんですよね。
僕の周りでも、花粉で困っている方が多いので、
- 「富山で無花粉スギの研究されてるから!」
- 「Webサイトには今年の花粉対策も書いてあるから!」
と、教えてあげようと思います。
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